都の2次元児童ポルノ規制に反対する作家リストがすごすぎると話題にhttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1439891.html痛いニュース
改正案は漫画やアニメ、ゲームなどに登場する18歳未満と推定されるキャラクターを「非実在青少年」と規定。こうしたキャラとの性行為を描写する2次元児童ポルノの販売について、業界に自主規制を求め、婦女暴行などのシーンがある「悪質商品」は「不健全図書」に指定、青少年への販売と閲覧と禁じる。改正案は19日の都議会総務委員会で採決される。
んー。
まあ、やり過ぎな内容はイカンと思うのだが、
18歳未満と推定されるって、
規制推進派の恣意的解釈が可能な含みを残したままなんだねぇ。
確かに内容酷過ぎるのはドン引きだし、見る気も買う気もないから興味無いけど、
そういうのが存在するってことは個人的にはそこまで否定的じゃなかったりするんですよね。
実際のその行為を肯定している訳じゃなくて、あくまでもフィクションの領域として、ですけど。
これが駄目なら実写のオトナなDVDなんかもアウトなもん沢山あるでしょうに、なぜそっちは野放しなの。
ちょっぴりエロいのあった方が、やっぱり面白いでしょ。
犯罪的な描写は嫌いですけど。
漫画やアニメに出てくるキャラクター(この場合はエロアニメやエロゲか?)まで、
実在の人間と同じように規制してしまうってのは、正直よろしくない。
「非実在青少年」なんておかしな言葉を作ってまで規制しなければならない理由は、なんなんだろう。
絵画だろうが小説だろうが、創作物にエログロ要素の無いものなんか存在しないと思うんだけど。
フィクションなんて実際に出来ないことを架空の場で実現させて、カタルシスを得る為のもの。
それが正義の行いであれ悪行であれ、求められるから作られる訳で。
フィクションの重要があるってことは、
実際にはやっちゃマズイことだって理解があるということの裏返しなんだって、
そういう考え方は出来ないんだろうか
それを見る見ないの選択は、一人ひとりの判断に委ねるべき。
不要なものは淘汰されて消える。
消えないものは需要があるから消えないだけ。
それだけのこと。
それが直接犯罪に結びつくかどうかは、また別問題だろう。
エログロがエンターテイメントとして存在できるのは、社会的な成熟度の現れでもあると思うけどなぁ。
見る見ないは別として、エログロを規制すると詰まらなくなるよ。
エロもグロも人間が根本的に備えているものなんだし。
それを強く求めるかそうじゃないかは、それこそ個人の嗜好。
エロゲやエロアニメが好きだから犯罪起こすのかっていうと、そうとも言えないんじゃないかね。
ゲーム脳が持て囃される風潮とそっくりだね。
毎日毎日、複雑怪奇な殺人事件を創作して、それをドラマというエンターテイメントとして垂れ流しているTVの方が、余程犯罪を助長しているんじゃないか。
青少年への悪影響って考えれば、どっちが影響デカイか分かるだろうに。
権力側が個人的な趣味や嗜好や思想にまで政治的に介入したがってくるのは、
大げさにいえば亡国への第一歩。
この規制には反対。